相原兄からの政治シリーズ記事が届きました. アップしましたのでご覧下さい.
仙台 相原です。
涼しくなりましたが、如何お過ごしでしょうか。
燦々会メンバー各位もそれぞれ人生を堪能されていることでしょう。
やや定例化している産経新聞 政治部長の話 昨夜ありましたので、お送りしてみます。
余り世の騒々しさは程ほどにしておきたい古稀人なのですが、政治だけは木戸銭いらずの芝居でもあり、その方面の話には出掛けたくなるようなのです。
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平成22年10月18日
どうなる 日本の政局 (乾 産経新聞 政治部長)
〓小沢一郎
小沢一郎氏に対する検察審査会の結論「起訴決議」の影響は大きい。密室で決定されるためさすがの小沢氏も手が出せなかった。また強制起訴手続停止の提訴は却下され、12月には起訴ということとなるだろう。小沢氏は追詰められている。
検事役の弁護士の調査はそこから始まり長丁場となるだろう。初公判は平成23年夏以降で、来年中の判決は無理だ。これを担当する弁護士は大仕事の割には金にならないが、名が売れることになる。
〓管政権
・検察審査会の結論で、小沢氏は2年程度動きが取れないこととなる。ということは管政権は、円高など余程の政変でも起きない限り安定政権となるはずなのだが、菅首相がふらついてる状況だ。管政権の敵は自民でも他の野党でもなく、小沢氏なのだ。
・菅政権に3月危機はない。公明党は与党になりたい。公明党としては3月の予算案に賛成し、新年度には与党入りを希望しているが、矢野洵也元委員長の勲章問題があって、池田トップがどのように考えているか不明なのだ。
・国民新党は、郵政改革法が通らずいずれ離脱することとなろう。
〓仙谷官房長官
・小沢氏についての検察審査会結論を10/4以前に知っていたのは、仙谷氏だけで法務大臣にも知らされていなかったのではないか。産経新聞も知らなかった。仙谷官房長官は検察審査会のクロの結果を予め知った上で内閣人事を決めていった可能性がある。
・今や菅首相を通りこして仙谷時代だ。週刊誌記事も仙谷だらけだ。
・仙谷氏は公明党嫌いだが、谷垣氏とは同期でもあり何か仕掛けることがあるかも。
・今の自民党には政権復帰の可能性はない。また谷垣氏は人は好いが総理になる気がない。
いま北海道で町村信孝氏が衆院選を戦っており勝利するだろうが、彼が勝っても誰も喜ばない、若い人でなければ駄目なのだ。
〓尖閣問題と対中国
・尖閣問題 中国では今、深刻な権力闘争の最中で可なり深刻な状況となっている。
「自民党だったら漁船船長を逮捕しないか、逮捕しても直ぐに釈放しただろう」と谷垣氏がいったが、あれは本当のことで彼の人の好さが出てしまった。
管政権による逮捕は正しかったのだがその後の展開を予想できず、フジタ社員の逮捕やレアアース問題でビビッてしまったのだ。丹羽大使の任命も良くなかった。
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