歩行者第一
2014-09-23


今年も秋の交通安全運動が始まった.毎年恒例になっている様々なイベントともに交通標語の募集なども行われる.「交通安全世界の願い」などという抽象的な標語が交通事故の減少にいかほどの効果があるのかは知らない.大分昔のことになるので記憶が曖昧だが「歩行者第一」という標語があったかと思う.新しい標語を次々と考えるよりも具体的且つ直接的な標語「歩行者第一」を復活させ活用するとよいのではでないでしょうか.歩行者という交通弱者を第一に考える思想は車同士についても互いに配慮することを導き,事故減少に効果があるのではないでしょうか.特に先日の小学生を巻き込んだ悲惨な事故が多発するような狭い道路では,「歩行者第一」だけでもよいとさえ思われる.
もう一つつれずれ考えていることがある. タバコの箱にはご存知のように健康に関する警告文がかかれています.世の嫌煙家の皆さんは健康に害のあるタバコに対して大変厳しい対応を迫ってきます.自動車もある意味において人々にとって大変危険ですが,人々は車の運転席に危険な乗り物であるとの警告文を貼るようには言いません.なぜタバコだけに厳しいのかと不思議に思っている.車も有害な排気ガスを出しているので,嫌煙家のみなさんには,この問題も真剣に考えていただきたいなと.

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