燦々会首都圏会『’14年秋季鎌倉三十三観音札所巡り(第六回)と懇親会』 開催の記 by 遠藤
2014-12-30


首都圏会『14年秋季鎌倉三十三観音札所巡り(第六回)』と
懇親会開催の記

今回も、秋の開催が冬には入ってからの報告となり、大変遅くなりましたことお詫び致します。

今回は六回目の鎌倉三十三観音札所巡りを兼ねた懇親会を開催した。
今回の3個所の観音様を巡りを含めると、計25個所を拝観したことになった。

鎌倉の住人・油谷さんには、今回も観音札所巡りのプランと訪問先の寺院の紹介資料の作成を行ってていただき、深謝を申し上げます。

開催の結果報告は、以下の通りです。

1.開催内容を要点のみ下記に記述します。
(1) 開催日:平成26年10月30日(木)晴 10:00〜15:00
(2) 今回の札所巡りコースは北鎌倉より方面の3個所の観音札所を下記のルートで巡った。すなわち、
鎌倉駅西口→26番札所海蔵寺→25番札所浄光明寺→24番札所寿福寺→懇親会会場             
(3) 懇親会:フレンチビストロ「オシノ」(ランチコース¥2,200/名、ワイン・焼酎等飲み物代約¥1,760/名)開催した。
(注)特に魚料理が美味のように感じた。
(4)参加者(敬称略):保坂(懇親会のみ)、松本、山上、油谷、遠藤 計5名

2. 従来と同様に、観音様巡りのコースは油谷さんに選んでいただき、今回は扇が谷方面の観音のある上記寺院3個所を巡った。

3. 鎌倉駅西口から徒歩で最初に訪れたのは、十一面観音菩薩が納められている臨済宗建長寺派で26番札所海蔵寺を拝観した。車の通る道路から離れており、木立に囲まれた静かなお寺で、風情が良い所と感じた。
この寺院の見どころは、
@本堂裏の庭園で、水が流れ落ちる岩山を背にした小振りながら美しく、りんどうと思われる花がきれいに咲いていた。(ここは一般に公開されていないが、本堂の脇から眺めることができた。)
A門前にある底抜けの井戸で鎌倉十井の一つで、歌にも詠われている名井とのこと。
B頼朝の娘大姫の持ち仏の地蔵尊を納めてある岩船地蔵堂。
等が知られているとのことである。

4. 二番目に訪れたのは、真言宗泉湧寺派の25番札所浄光明寺で、ここにある千手観世音菩薩を拝観した。ここは、拝観料が必要であったが、住職と思われるお坊さんがガイドをしてくれる寺院で、裏山に登ると鎌倉の海が望めると云うので、油谷さん、山上さんが訪れた。
遠藤はご朱印をもらうため、失礼した。
小振りながら、また余り知られていないが、由緒ある寺院のようである。
ここの見どころは、
@重文の本尊阿弥陀三尊蔵および五輪塔(これは非公開)があること。
A現存する京都・冷泉家の祖の冷泉為相の墓があること。
B十六夜日記の作家・阿仏尼(冷泉為相の母)がこの寺の遺産相続に係わったことで、知られ、今回は海蔵寺に向かう道の脇にある小さな墓が彼女のものと伝えられているとのことで、拝観した。

5. 最後に訪れたんは、鎌倉駅に比較的近い臨済宗建長寺派24番札所寿福寺で、十一面観音菩薩像が祀られている。
鎌倉五山の第三位の寺院で、境内は広い。
ここの見どころは、
@政子と実朝の墓と称する並んで建てられている五輪塔(供養塔)があること。
A墓所は南側の山裾の離れた所にあるが、ここには自由に拝観できる高浜虚子、大仏次
郎の墓があること。
 他に有名人の墓として陸奥宗光の墓もあるが、ここには現在アクセスできないとのこと。
 (蛇足ながら、遠藤は、ご朱印をもらうため忙しく、Aの墓所はいけなかった。)
                               以上
                    (H26.12.29 文:遠藤, 写真:油谷)
                                   
禺画像]

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