中でも地元出身者の大都市流出防止対策は真剣に考えなければならない課題である。地方が折角育てた若者が学業終了とともに大都市へ就職してしまうことは余りにも残念であり、地元定着対策として「地方の雇用の場の確保」を是非考えるべきである。貧しい地方が育てた子供たちが裕福な東京の発展のために働くというシステムは是正してもらわなければならない。そしてこのことは別の問題も派生することとなる。現在の核家族化傾向を益々増長し、世代間の知識や技能の伝承が行われず、また親の高齢化に伴う介護問題のこともあり、このことの指摘は余り聞こえませんが大きな社会問題となっているのです。
〓改めて地域興しを考えるべきではないか
地方消滅は一つの警告として聞き、これから考えるべきは地域興しなどの対策であると思う。対策のひとつは地域興しであり、その二つ目は酷すぎる産業空洞化対策だと思う。わが国工場の海外流出は余りにも酷く工場が国内立地していれば、国内雇用増加となり、わが国GDP上昇に寄与し、税収増になるものが、外国の発展に貢献しているのである。そして対策の三つ目は、日本企業の経営者にも自前のことだけでなく、日本の将来について目を向ける度量を求めたいということです。
以上書いてみましたが、子供作りに貢献できない我々、晩酌の味を不味くしてしまいますかね。
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