町や村を破壊つくし多くの人命を奪ったあの大震災の日からまる7年の年月が過ぎました.此の年月が長かったのか短く感じるかは人それぞれでしょう.震災当日を振り返るときはつい昨日の事のように想い出されます.遅々として進まない復興の様子や,己の年齢老いに思いをめぐらせる時,経過した年月の長さを実感します.
3.11は自然が引き起こした大震災でありませんでした,福島第一原子力発電所,いわゆるフクイチの3基の原子炉が炉心溶融という大変な重大事故を引き起こしました.炉心溶融にに伴って何度も水素爆発が発生そのたびに大量の放射性物質が広範囲に巻き散らかされました.フクイチの近隣の人々は故郷を追われ今も住むことを許されておりません.何十年の年月を経ても元に戻ることはないでしょう.この重大事故は指摘された対策さえ講じていれば未然に防げた可能性があったのです
[*].大変な人災と言えるでしょう.何故原発事故が起きたのか,その過ちについての真摯な反省が今もってなされていません.そして誰も責任をとっていません.
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