相原兄はあの大震災の際大津波にのみこまれ九死に一生を得て生還すると言う想像を絶する経験をしました. その彼が, 大震災から1周年を目途に書き上げた労作 「大津波から必死の脱出 そして 国を想う」をこのほど丸善から出版いたしました.
本書の帯に,大津波から必死の脱出を果たした著者が,"その体験と教訓を後世に伝えたいと書き下ろした渾身の一冊”, "わが国のさまざまな問題を独自の目線で鋭く切り込む提言の書”とありますように,本書の内容は、第T部と第U部の二部構成になっております.
第T部は、大津波から必死の脱出 そして原発事故
1 大津波から必死の脱出
2 巨大地震と大津波のこと
3 震災で知った人の心
4 瓦礫の中で思うこと
5 原子力エネルギーは敵か味方か
第U部は、進まぬ震災復興 不安な日本
1 進まぬ震災復興
2 わが国は日本が国家であることを忘れている
3 目を覚ませ弱虫日本
4 戦後の日米関係
5 戦後日本のおかしな振舞
6 太平洋戦争の総括
7 弱虫日本からの脱出
彼からのコメントに,「なお第T部は自分の体験を書いたものですが、第U部は小生の持論で皆様方の意見と相違するかもしれません.」 とありました.
本書を恵贈いただいたばかりでほんの少し目を通しただけですが,相原兄が本書に託した熱い思いが伝わってきます.
なお,本書はお近くの丸善で求めることが出来ます.
写真は本書の表紙と裏表紙です.
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