燦々会首都圏会『’12年春季鎌倉三十三観音札所巡り(第二回)と懇親会』開催の記 by 遠藤
2012-04-10


     燦々会首都圏会『’12年春季鎌倉三十三観音札所巡り(第二回)と懇親会』開催の記

  今冬は寒さが厳しかったため、4月に入っても遅咲きの梅の花が残る中、桜の花もほころび掛けるという過去にもそうは無かった時期に、第二回の鎌倉三十三観音札所巡りとして、北鎌倉駅周辺の4個所の寺院を巡り、会席料理ランチコース楽しむ懇親会を開催した。
ただし、今回は季節の所為か、酔いが少々回った所為か、記念写真の撮影は失念した。

1. 開催内容の要旨は下記の通り。
(1) 開催日:平成24年4月4日(水)
(2) 今回の札所巡りコース:JR北鎌倉駅→33番札所円覚寺内「佛日庵」→30番札所「明月院」→31番札所「浄智寺」→32番札所「東慶寺」
(3) 懇親会:北鎌倉駅前の小さな店の懐石・懐石料理「茶寮 円」(懐石料理ランチコース¥3,650/名、飲み物代約¥1,300/名でした。味は上等の部類であった。)
(4) 参加者:今泉、松沢、松本、山上、油谷、吉田宏、遠藤 計7名

2. 今回も、鎌倉の住人油谷さんにコースの設定いただき、更に訪問先の各寺院の解説資料を作成・配布いただくと共に案内と説明をしていただいた。

3. 最初に訪れた円覚寺には、18の塔頭があるとのことであるが、その一つが33番札所の聖観音座像が安置されている佛日庵で、境内奥の方にある。
円覚寺はさすがに大寺院で、境内は広く、今回は観音巡りが主目的のため省略したが、円覚寺が誇る目玉の国宝舎利殿と釣鐘の見学等、あらためて余裕を持って訪れててみたい所である。

4. 明月院はアジサイ寺とも称されているお寺で、アジサイの咲く時期には大勢の観光客が押し掛けることで有名な所で、その他四季折々の花を観ることができることでも、よく知られている。
この寺院は、本尊が聖観世音菩薩で、30番札所の観音様となる。
  
5. 浄智寺に、31番札所の木造観音菩薩がまつられているが、安置場所がわかり難い場所にある。
参道を含め、全体として古刹を感じさせてくれる寺院である。

6. 東慶寺は江戸時代には駆け込み寺とか縁切り寺とも称されてきた有名なお寺である。境内には宝蔵と称する寺院所有の宝物展示館があり、重要文化財指定の32番札所聖観音菩薩立像等幾つかの重文や縁切り文書(三下り半)等々が見学できる。
また、元東北大法学部教授で民法の権威として有名な中川善之助先生のお墓をはじめとして、有名な学者・文人のお墓があることでも知られているお寺である。

                  (H24.4.9 文責:遠藤)


[33観音札所めぐり]
[燦々会行事報告]

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